プログラミングを使って出来るお仕事

2020年6月7日

プログラミングを使って出来る仕事

プログラミングを使って出来る仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。

基本的には電子機器メーカーやIT企業、またはその下請けとして、ソフトウェアの開発案件をこなすことになります。プログラミングが出来る人の需要(求人)は今後も尽きることはなく、安定した売り手市場であると言えます。

本ページではあまり難しい話をせず、ざっくりとした職種の紹介をしていきたいと思います。とりあえず純粋に勉強したい!って方は、本ページはスキップしてくださいね。


プログラマー(PG)

プログラミングを使って出来る仕事(プログラマー)

プログラマーは、クライアント(お客様)やシステムエンジニア(SE)が作成した設計書を元に、プログラミングを行う仕事です。

作成する物は基本的に決まっているため、設計書を元に正確にコーディング出来る人が求められます。仕事をすればするほど上達していくので、努力がそのまま結果に出やすい仕事です。

半面、誰でも真面目にやれば上達しやすく、人によるセンスの差があまり出ない職業でもあります。それゆえにシステムエンジニアよりはお給料が安い傾向にあり、待遇もピンからキリまであります。就職先をきちんと選ばないと「派遣会社の一労働力」となってしまうことも結構多いです。

派遣業と請負業で働き方は全然違うので、入社前に必ず調べておきましょう。派遣/請負の違いも、十分に調べておきましょう。

プログラマー(PG)の良いところ

  • やればやるほど身につき努力が結果に出る
  • 引く手あまたの売り手市場
  • 手に職がつき転職がしやすい
  • システムエンジニアに比べて責任は少ない

プログラマー(PG)の悪いところ

  • いつまでもPGだと給料が上がりにくい
  • 「IT土方」と呼ばれるほど、PCを酷使する体力仕事(残業も多い)
  • 出会いがほとんどない
  • 身体を動かさない上、PCをずっと見てるので目が悪くなり不健康になりがち

システムエンジニア(SE)

プログラミングを使って出来るお仕事(システムエンジニア)

システムエンジニアは、クライアント(お客様)の作りたいものを実現する方法を提案し、設計からおこなう仕事です。

プログラマーが純粋なプログラミングに対し、システムエンジニアはもっと上流工程であるクライアントとの仕様整合から設計までも行います。

プログラマーからシステムエンジニアにあがる人が多いゆえ、プログラマーが出来ることはほとんど出来る人が多いですが、まれに上流工程だけを行う人もいます。

仕様整合や設計で、クライアントとのコミュニケーションや美的・喋りのセンス等も若干必要になるため、プログラマーよりは人によって差が出てきます。

能力差によって仕事の成果も大きく変わるため、20代でも高年収(年収600万以上)が稼げる職業ですが、プログラマーよりプレッシャーが大きく、中々大変な仕事です。

システムエンジニア(SE)の良いところ

  • 完成品を世に送りだすのでやりがいがある
  • プログラマーに比べて給料が高め
  • プログラマー以上に転職もしやすい
  • システムエンジニアに比べて責任は少ない

システムエンジニア(SE)の悪いところ

  • クライアントによっては厄介なクレーマーがいる
  • プログラマーに比べて責任感が大きい
  • 結構ストレスに悩まされることが多い
  • クライアントの所に出向くため出張も多い(人によってはいい所?)

Webデザイナー

プログラミングを使って出来るお仕事(Webデザイナー)

Webデザイナーは、クライアントと一緒にWebページをデザインし、作り上げる職種です。

近年、ホームページを開設する敷居が下がってきたことと、Webで表示できるプログラミング言語がどんどん進化してきており、どんどん仕事が増えてきています。

Web系の言語は半年経てば新しいことが出来るようになっているほど進化のスピードが速い世界です。

ただし、PG・SEに比べ、扱う言語がWeb系な分プログラミング自体の敷居が低く、数年以内に飽和状態になる可能性もあるので、売り手市場の今、就職すべき職業と言えますね。

プログラミング未経験でもIT業界に就職したい場合、Webデザイナから就職して、慣れてきたらPGやSEに転職するという方も多いです。

Webデザイナーの良いところ

  • プログラマーに比べて扱う言語は限定されていてプログラミングの敷居は低い
  • 技術が身に着けばクラウドワークスなどでフリーランスとしての仕事もしやすい
  • プログラマーに比べて不具合が簡単に見つかるため、不具合による失敗は少なめ
  • 完成品のイメージがしやすいためクライアントと揉めることも少ない

Webデザイナーの悪いところ

  • プログラミングの敷居が低い分、お給料はプログラマーと同等かそれより若干低い
  • 案件によっては色彩、レイアウトの美的センスが必要となる
  • 数年後には飽和状態になっている可能性がある

まとめ

プログラミングを使って出来るお仕事をざっくりと紹介しました。ここに書いている以外にも、フリーランスとしてクラウドソーシングの案件をこなしたり、試験専門(テスター)であったり、大規模システムのメンテナンス専門といった仕事もあります。

どの仕事をするにしてもプログラミングは絶対にできた方がいいので、まずは地力をあげるべく、プログラミング言語を1つでも丁寧に覚えていきましょう!